私たちは、主に建設工事に関する動植物や水質、騒音・振動等の環境調査、環境影響評価を行っています。
環境といっても幅広く、分野は多岐にわたりますが、私自身は主に、河川環境関連の仕事を行っています。河川工事を実施する際に、川に棲む生きものにどのような影響を与えるか?水質に影響はないか? 文献調査や現地調査を行い影響予測を行うとともに、影響を低減するための対応策をクライアントに提案します。この対応策、つまりは“課題の解決策”の提案こそ、コンサルタントとして一番求められていることだと感じています。様々な分野の業務がありますが、それぞれに必ず“課題”は存在し、クライアントはその解決のために頭を悩ませています。その際に、技術的に相談できる心強い相手、そんな役割がコンサルタントには求められるのです。自分一人では対応が難しいと感じることも多々ありますが、社内のエキスパートの方々に助けられながら日々奮闘し、その中で、小さなことでも自分たちの提案で相手が納得してくれた時に、とてもやりがいを感じています。
入社後、環境分野の幅広さに少し戸惑いましたが、その幅広さに対応する先輩方の姿をみて憧れますし、それがこの仕事の面白さだと思います。様々な分野のエキスパートが集まって議論を交わし、課題の解決策を導き出す。それがクライアント、さらにその先にいる多くの人たちの役に立つ。そんな仕事に充実と誇りを感じています。