アセットマネジメントに関するサービス向上のため、当社は2020年7月29日にISO55001(アセットマネジメントシステム)の認証を取得いたしました。
認証を受けたのは当社技術統括本部(道路交通部、国土・海洋部)、総務企画本部(企画部)で、認証範囲は一般公共インフラ(橋梁:空港内の橋梁)です。これにより当社はこれら公共インフラのアセットオーナーの施設維持に関するPDCAへ積極的に関与。信頼を得られるような業務を遂行するとともに、関与する技術者のノウハウの蓄積により、インフラ施設の長寿命化やサービスレベルを向上させていきます。
アセットマネジメントシステムとは、国際標準化機構が発行した国際規格で、道路、橋梁や上下水道などのインフラ施設を含む資産の維持管理・改善のための要求事項を規定しており、効率的な費用対効果の高い維持管理に貢献するシステムです。
当社は建設コンサルタント部門に限らず中国地方に本社を置く企業として、初めてこの規格認証を取得しました。当社の受けた認証分野は前述のとおり、空港内の橋梁という範囲で、具体的には航空機の着陸時に視線誘導を支援する空港進入灯橋梁や空港内の道路・鉄道橋を示します。
当社が得意とする分野で、全国各地の空港施設での受注実績をもとに、認証取得することにより、社員の維持管理技術のさらなる向上や技術継承に役立てていきます。これら技術により、全国の空港橋梁施設の長寿命化に貢献していくとともに、その他施設の橋梁や道路等にも応用し、より良いインフラ施設の維持管理について提案していきたいと考えております。
2020年7月29日
2022年7月29日
MSA-AS-26
技術統括本部(道路交通部、国土・海洋部)、総務企画本部(企画部)
一般公共インフラ(橋梁:空港内の橋梁)のアセットマネジメントに関するコンサルティング
認証式の様子
[記事転載]
出典:日刊建設工業新聞(2020年8月21日)
出典:経済レポート(2020年8月25日)