私たちは、中国電力グループの各種施設はもとより、地域に根差した建築設計事務所として、官公庁、民間施設において、企画・設計から工事監理までトータルなコンサルティング業務を行っています。教育施設から、発電施設にいたる多種多様な用途・規模の建築設計に取り組んでいます。
私自身は現在、火力発電所の設計に携わっています。火力発電所は、蒸気タービンをはじめとして多くの発電機器が建屋内に収容されており、機器に合わせた建物の納まり・性能が求められます。初めは、自分に本当にこんな建物の設計ができるのかと、大きな不安と戸惑いを感じていました。現在は、同僚の設計チームに支えられながらも、クライアントから求められる要求をどのようにしたら実現できるのかと日々、奮闘しながら励んでいます。そして、自分の考えたことが実現し形になる今の仕事に大きなやりがいと誇りを感じています。
入社して設計実務に携わり感じたことは、建築とは実にたくさんの人が関わり成り立っているということ。建築に関わる多くの人とコミュニケーションを図り調整の繰り返しの末、一つの建物が完成していきます。その中で、激しい議論になることもありますが、ものづくりの心を通して、様々な人とつながることのできる仕事だと実感しています。