イノシシやシカによる獣害に対して
「ししふまず(商品名)NETIS番号CG-220022)」を活用した獣害対策をご提案しています。
環境アセスメント
ダム建設や風力発電・太陽光発電など様々な事業の環境アセスメントに対応します。
持続可能な社会構築に向けて、開発事業等による環境への影響を回避・低減するための環境アセスメントに取り組んでいます。
公共事業から民間事業まで、各種事業の環境アセスメント全般について、事業者のパートナーとしてトータルサポートします。
生物多様性の保全
動植物の生息・生育状況と生息適地の環境、事業計画を整理し、
生物多様性の保全に配慮した空間創出をサポートします。
生物多様性の保全・再生には、現状の把握・評価に加え、
生物多様性の質の低下の原因の解明、将来予測、モニタリング等多岐にわたる総合的な技術が必要です。
生物多様性の保全を具体化するため、動植物の生息・生育状況に加え、
地形・地質・水の流れなど生態系の基盤情報も踏まえ、
ビオトープなど、生物多様性の保全に配慮した空間創出が求められています。
【事例紹介】日本最大級のメガソーラー“瀬戸内Kirei太陽光発電所”(岡山県)に造成された“錦海ハビタット”
哺乳類、鳥類、昆虫類などの動物、並びに、植物の生息(生育状況)を調査しました。
塩田跡地は海水と雨水が堤防近くで混じりあう独特の生態系を持つ環境が成立し、塩性湿地の中にヨシ原(植物のヨシが群生している場所)、水路、クリーク(小川)、ヤナギ林などが混在する豊かな自然環境を形成しており、そこにはアッケシソウなどの塩生植物やチュウヒなど塩田跡地の環境に頼る貴重な動植物が確認されました。
太陽光発電所の建設によって減少する環境を代替するため、ヨシ原の水辺環境を残しながら既存の樹林や水深に変化をつけて複雑に入り組ませたクリークや、自生植物を利用した植栽、小動物の生息しやすい生物多様性に富んだ環境『錦海ハビタット』が創出されました。
ハビタットの完成後、チュウヒの餌となるオオヨシキリのソングポストに着目して対策効果を解析・検証した結果、一面のヨシ原よりも、低茎草本や水域が部分的に含まれている場所が好まれ、クリークの設置等が有効であることが示唆され、『錦海ハビタット』の効果が確認されました。
河道内樹木の管理・堤防植生の変化の把握
河床材料などの変化、河川堤防の植生状況を把握し、
防災の視点もまじえた河川環境の管理をサポートします。
河川環境の管理においては、流域ごとの総合土砂管理、河道内の樹木の適正管理などが河川機能の維持・管理に重要となります。
山地・山麓部、扇状地、平野部、河口・海岸部等の各領域で発生している土砂移動に関する問題に対して、土砂が移動する場全体を流砂系という概念で捉えることにより、流砂系一貫として、土砂の生産の抑制、流出の調節等の必要な対策を講じ、解決を図ることが求められています。
河道内の樹木繁茂は、出水時の流水の阻害・流木発生の原因になるなど、防災上の問題となることが指摘されています。
河川堤防における植生の繁茂は、堤防点検の妨げになるなど、堤防の維持・管理の面から問題となることが指摘されています。
ダム貯水池・湖沼の水質保全・管理
安全・安心・快適な水環境の創造のため、水環境保全事業をサポートします。
ダム貯水池・湖沼においては、アオコに起因する景観障害や異臭味発生、
底層の貧酸素化に伴う金属溶出による着色水現象等が問題となり、
選択取水設備や曝気循環施設等の運用による流動循環制御、
底層への高濃度酸素供給等が湖内対策手法として適用されています。
これらの水質保全対策を具現化していくためには、対策の効果予測とそれに基づく対策導入計画、
及び効果検証とそれに基づく運用最適化の検討が重要です。
土壌環境