2020年2月29日、宮島口旅客ターミナルがオープンしました。
当該ターミナルは、港湾管理者の広島県と、まちづくりを担う廿日市市が、一体となって進めてきた「みなとまちづくり」事業の中核施設で、観光交流拠点としての機能を備えた旅客ターミナルです。
本事業は、土木技術を駆使し、多くの観光客を安全且つ円滑にアクセスさせながら、まちづくりとみなとづくりを一体で進め、そのプロセスと効果を広く世界にPRすることによって、通過点から観光交流拠点への再編を実現してきたものです。
CECは、本事業の立ち上げから県・市と協働作業を行ってきました。主な業務だけでも、以下のとおりです。
宮島口地区・厳島港整備方針検討業務/廿日市市
宮島口みなとまちづくり整備計画策定業務/廿日市市
宮島口護岸等基本設計/広島県
地方港湾厳島港宮島口地区公有水面埋立事前審査申請書作成業務/広島県
地方港湾厳島港(宮島口地区)公有水面埋立免許願書等作成業務/広島県
地方港湾厳島港宮島口地区旅客ターミナル整備に係る課題検討業務/広島県
厳島港(宮島口地区)浮桟橋設計業務/広島県
宮島口地区整備手法等検討業務/廿日市市
宮島口まちづくり国際コンペ運営業務/廿日市市
宮島口地区まちづくり構想策定業務/廿日市市
厳島港宮島口地区再評価業務/広島県
地方港湾厳島港(宮島口地区)埋立2工区竣功認可申請書作成等業務/広島県
宮島口フェリーターミナル(旅客部)運営管理計画作成業務/廿日市市
地方港湾厳島港(宮島口地区)埋立3工区竣功認可申請書作成等業務/広島県
宮島口フェリーターミナル(旅客部)運営管理実施計画策定業務/廿日市市
宮島口エリアマネジメント検討業務/廿日市市
宮島口 浮桟橋+大屋根と背後の旅客ターミナル
/2020年3月1日撮影
宮島口旅客ターミナル 供用記念式典
/2020年2月29日撮影
みなとオアシス登録
/2020年2月29日撮影
また、通信型ITS路側機を設置した交差点2カ所(舟入本町交差点、千田3丁目交差点)では、路面電車、路線バス、自動車に信号情報と安全運転支援情報が提供できているかを検証しました。
供用直後の旅客ターミナル
/2020年3月1日撮影
供用直後の旅客ターミナル
/2020年3月1日撮影
浮桟橋から乗り込む観光客(浮桟橋に設置された大屋根により、雨天乗下船時の利便性向上)
/2020年3月1日撮影
浮桟橋から乗り込む観光客
/2020年3月1日撮影
浮桟橋上に設置した大屋根
/2020年3月1日撮影
ターミナルと浮桟橋を接続する屋根付き連絡橋
/2020年3月1日撮影
全写真:広島県提供