イノベーションプロジェクト

CEC Future's Session Vol.2
2021年12月

CEC Future's Session Vol.2

CEC Future's Sessionとは

新たな事業創出には多分野の技術・ノウハウ・経験の掛け合わせがヒントになります。CEC Future’s Sessionは、異なる分野の中堅社員が自身の持つスキルやこれまで経験したことをインプットとして、話し手同士のクロストークや、参加者とのディスカッションにより、CECの未来につながる共創を模索する場です。

Talk1. 解析ソリューション部 松井 「解析技術者としての10年」

これまでの10年をふりかえって

大学院を卒業してからの10年を振り返って、仕事の面では中国電力(株)への出向を経験し、プライベートでは、結婚、娘の誕生など、大変充実した期間だったと思います。仕事とプライベート、両方の充実を図ることが、パフォーマンスの向上につながるのだと考えています。特に、入社1年目に発生した東日本大震災により、仕事に対する価値観が変わるとともに、多様な経験を積むきっかけにもなりました。

どれだけ難しい解析でも基本が最も大切‼

娘がよく観る「考えるカラス(NHK)」というテレビ番組があります。こちらの番組では、科学は観察→仮説→実験→検証の手順で考えるものと紹介されています。
日々の業務の中でも、この基本を大切にして、「検討条件は説明できるものか」「解析結果を事前にイメージできるか」を意識するようにしています。

イノベーション思考を持とう‼

いきなりイノベーション思考になれる人はいませんが、日常から意識しておくことは必要だと思います。心に余裕を持つことや、業務に携わらせてもらったことへの感謝、失敗した際に自分が悔しいと思えるか。そういったところから、イノベーション思考が生まれるのだと考えています。

参加者

Talk2. イノベーションプロジェクト 田中 「イノベーションとデザイン」

人とのつながりが良いモノを生み出す

従来は建築部に所属しており、これまで建築設計としていくつかのプロジェクトに携わらせていただきました。その中で、より良いプロジェクトの実現にはお客さんとの相互理解を深めることが重要であると感じました。自分たちの仕事は、個々の能力の中で最善の答えを出すだけでなく、人々のニーズを掘起こし、それを実現していくことだと思います。

テクノロジーによるイノベーションを‼

イノベーションを考えるためのヒントとして、テクノロジーには非常に可能性を感じます。
ただし、テクノロジーを使う上では、使うことを目的とするのではなく、エンドユーザーのニーズ・困りゴトを解決するためにテクノロジーを使う、ということを意識する必要があると考えています。そういった視点で、デザインのプロセスにもテクノロジーを使うことができれば、新しいきっかけになるのではないかと期待しています。

人を巻き込む仕事をつくりたい‼

当社の事業として、行政の方がお客様となることが多いですが、その背後にいる市民をお客様としてどれだけ考えられるかが、今後さらに重要になると思います。市民の方々を巻き込むために何ができるか、常に考え続けていきたいです。

参加者

Cross Talk × Free Discussion

―イノベーション思考を持つために意識していることはありますか?

固定概念にとらわれないことに加え、人との対話や書籍などから、多様なインプットを得ることが大切だと思います。(田中)
固定概念を覆すためにも、自分のベースとなる技術をしっかり身に付けておく必要があると考えています。(松井)

参加者
参加者
―解析技術者として、新しい領域を探る上で大切にしていることはありますか?

普段の業務から誠実に取り組むことで、色々なことを経験するチャンスを逃さないように心がけています。(松井)

―モチベーションを保つ方法はありますか?

1つの業務の中でも、「これだけは挑戦する!」というものを見つけるようにしています。(田中)
自分のモチベーションが下がることで、周りにどういう影響を与えてしまうかを意識するようにしています。(松井)

参加者

参加した若手社員の声

→ これまでの経験を生の声で聴ける機会はないので貴重な時間になった!
→ 部署の枠を超えたプロジェクトがあれば是非参加したい!
→ 他部署の働き方を知ることが刺激になった!
→ 他プロジェクトとの連携も期待したい!

今回の話し手

松井 章弘 解析ソリューション部 2010年度入社
Profile
松井 章弘
解析ソリューション部
2010年度入社
田中 健三 経営企画部 兼 イノベーションプロジェクト 2011年度入社
Profile
田中 健三
経営企画部
兼 イノベーションプロジェクト
2011年度入社