
維持・管理
劣化が進む小規模附属施設の維持管理RPA技術とドライブレコーダー活用によるDX化の実現
主な内容
道路標識、道路照明、カーブミラー等の道路附属物は5~10基 / ㎞程度あり、路線延長に応じ膨大な数が全域に亘って設置されています。現在の施設管理手法は、腐食等の劣化に起因した落下や倒壊等が生じた際に修繕する「事後保全型」の管理では、安全確保の面で課題があります。そのため、デジタル技術を活用した施設管理を行い、現地作業だけでなく将来的な維持管理の効率化に向けて取り組むことが重要であると考えています。中電技術コンサルタント㈱ではこれら諸問題を解決するために、デジタル技術の活用を進め、①地理情報システム(GIS)等による一元管理を可能とするデータ整備、②計画的な修繕を行うための個別施設計画を策定できる一連の管理システムの構築を実施しました。この技術により、「予防保全型」の管理への移行が期待されます。
業務事例・論文発表・研究実績など
- AR技術を活用した道路附属物点検の効率化【平成29年土木学会中国支部研修発表】
- 道路附属物個別施設計画策定業務【三原市】
▲動画:「デジタル道路台帳作成支援 in 三原」
問合せ先
道路交通部 TEL 082-256-3353