海底土壌固有熱抵抗測定手法の開発海底ケーブル調査設計の精度向上に向けた取り組み
主な内容
中電技術コンサルタント㈱では、海底ケーブルおよび海底送水管に必要となる調査設計の精度向上のため、海底土壌固定熱抵抗測定の手法を開発しました。最適な電力用地中ケーブルを選定する上で考慮すべき主な条件は以下のとおりであり、より精度の高い値が必要となります。その中でも土壌の熱抵抗は、地中ケーブルの許容電流に大きな影響を与えるため原則、実測する必要があります。
・線路条件
必要送電容量、線路電圧、接地方式、損失率(負荷率)等
・環境条件
埋設深さ、近接ケーブル有無、地中温度、土壌の熱抵抗※等
※土壌の熱抵抗が低い方がケーブルからの発熱を放熱しやすく、導体サイズを細くすることが可能。
業務事例・論文発表・研究実績など
- 研究実績 :2022、2023年度 社内技術開発「土壌固有熱抵抗測定技術向上」
- 業務実績 : 海底土壌固有熱抵抗測定2022年度実施、陸上土壌固有熱抵抗測定毎年多数測定実施
問合せ先
電気部 TEL 082-256-3324