エネルギー・環境

海底土壌固有熱抵抗測定手法の開発海底ケーブル調査設計の精度向上に向けた取り組み

主な内容

 中電技術コンサルタント㈱では、海底ケーブルおよび海底送水管に必要となる調査設計の精度向上のため、海底土壌固定熱抵抗測定の手法を開発しました。最適な電力用地中ケーブルを選定する上で考慮すべき主な条件は以下のとおりであり、より精度の高い値が必要となります。その中でも土壌の熱抵抗は、地中ケーブルの許容電流に大きな影響を与えるため原則、実測する必要があります。

・線路条件

 必要送電容量、線路電圧、接地方式、損失率(負荷率)等

・環境条件

 埋設深さ、近接ケーブル有無、地中温度、土壌の熱抵抗※等

 ※土壌の熱抵抗が低い方がケーブルからの発熱を放熱しやすく、導体サイズを細くすることが可能。

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問合せ先

電気部 TEL 082-256-3324