
維持・管理
維持管理における新技術の活用事例 港湾・漁港・海岸に係る維持管理の高度化・効率化
主な内容
これまで、港湾、漁港、海岸等の構造物の点検は、調査員による目視調査が一般的でした。ただし、これらの構造物は水中部も含めて調査員が容易に立入り、点検を行うことが困難な施設が多く、施設の性能低下度の評価は定性的な点検結果から行わざるを得ないことが課題となっていました。
これは、調査員の点検技術のバラツキや対象箇所の損傷の計測が困難な事に起因しており、その結果、補修計画の立案にあたっても現地の正確な施工条件が加味されないまま実施されているケースがあり、補修設計時において工法を再選定する手戻り等がありました。
ここでは、中電技術コンサルタント㈱が実際に点検業務において取得した3次元点群データとその活用方法について、具体的な事例を基に紹介します。
業務事例・論文発表・研究実績など
- 四国西南航路施設保全対策検討業務【2020年度 国土交通省四国地方整備局松山港湾・空港整備事務所】
- 令和3年度万関瀬戸航路施設現況調査【2021年度 国土交通省九州地方整備局長崎港湾・空港整備事務所】
- 管内一円海岸高潮対策(補正)工事に伴う測量調査業務委託 第1 工区【2021年度 山口県柳井土木建築事務所】
問合せ先
国土・海洋部 TEL 082-256-3351