ブルーカーボン事業の展開に向けて 水環境保全事業をサポート
主な内容
「ブルーカーボン」は、海洋生物(海草・藻類、植物プランクトン等)の作用によって、海中に取り込まれる(吸収・固定される)炭素のことです。海表面の0.2%にあたる沿岸域において、海域全体の50%以上を吸収すると考えられています。また、陸域より海域の方がより多くの炭素を取り込み、1.5倍程度の量になると推定されています。
地球温暖化が進行する中、温暖化を緩和する観点から、CO2吸収源の新たな選択肢として「ブルーカーボン」が注目されています。我が国は、世界第6位の長さの海岸線(約35,000㎞)を有しており、世界的にも主要なブルーカーボン貯蔵国となる可能性が高いと期待されています。
業務事例・論文発表・研究実績など
- 論文発表:アマモ場における海水中 CO2分圧モデルの開発
【土木学会論文集 B2(海岸工学)Vol.74,No.2,2018】 - 業務事例:石炭灰造粒物を活用した造成干潟への適用に向けた諸調査業務
【中国電力(株)エネルギア総合研究所,2019年度】
問合せ先
国土・海洋部 TEL 082-256-3351