エネルギー・環境

リサイクル土による液状化被害の軽減対策 建設リサイクル材の利用促進に向けた取り組み

主な内容

 建設汚循環型社会の構築へ向けた建設リサイクルの推進にあたり、建設汚泥の再資源化が進められています。泥を用いたリサイクル土は、陸上の埋戻し材や道路の路体、路床、盛土等に締め固めて使用した事例が多い一方、水面下での埋立材としての利用は進んでいません。これは、水中では締め固めができないため、リサイクル土が緩く堆積することにより、土圧の増大、地震時における液状化の懸念が大きいためです。本稿では、中電技術コンサルタント(株)が広島大学との共同研究をもとに、水中投入を目的とした、改良リサイクル土の活用について紹介します。

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国土・海洋部 TEL 082-256-3351