Analysis

維持・管理

3次元データを活用した河川維持管理 河川CIMモデルの構築による維持管理の高度化・効率化

主な内容

 近年、3次元計測技術の高度化により、水中を含む3次元点群データの取得や、UAVを活用した洪水等のイベント毎のデータ取得が容易になってきています。しかし、得られた3次元データは、状況の把握としての使用に留まっており、更なる高度化・効率化に向けた評価・分析時の活用方法の確立が求められています。
 河川の維持管理分野における3次元データの活用にあたっては「管理延長が長い」「対象が自然物と人工物の複合構造であり図面がない部分が多い」「変状情報を常に収集・把握する必要がある」といった河川の維持管理ならではの特徴を考慮する必要があります。中電技術コンサルタント(株)では、こうした河川の維持管理特有の視点を踏まえた河川CIMモデルを作成し、高度化・効率化に向けた取り組みを実施しています。

問合せ先

河川砂防部 TEL 082-256-3348