
防災・減災
RTK搭載GNSSポールを用いた砂防調査・管理効率化ツール i-Construction(維持管理)への展開
主な内容
砂防施設等をはじめとする土木構造物を維持管理する上で必要な巡視点検や施設点検は、以前は紙に印刷した図面・資料、巻き尺、ポールおよび GPS 機能付デジタルカメラ等を携帯して行われてきましたが、最近では位置情報機能を内蔵するスマートフォンやタブレット端末に専用アプリを入れたGISツールも使われるようになりました。しかしこれらの端末の位置情報精度は±5~10mであり、上空視界が悪い(受信できるGNSS 衛星が減少する)箇所では、さらに精度が低下するといった特徴があります。
中電技術コンサルタント(株)では、RTK搭載GNSSポール(商標出願中「いち君」)を開発し、その高精度位置情報をスマートフォンおよびタブレット端末と組み合わせることにより、調査・管理の効率化、さらには i-Construction(維持管理)への展開に取り組んでいます。
業務事例・論文発表・研究実績など
- 災害調査におけるRTK 受信機の性能評価【(公社)日本測量協会 応用測量論文集 第30巻 2019年度】
- 災害調査システムに用いるRTK受信機の性能評価【土木情報学シンポジウム講演集,Vol.44】
問合せ先
先進技術センター TEL 082-256-3370