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ひろしまサンドボックス『通信型ITSによる公共交通優先型スマートシティ構築事業』の実証プロジェクトが進行中です

ひろしまサンドボックスの概要

広島県では、2018年度からAI/IoT、ビッグデータ等の最新のテクノロジーを活用することにより、様々な産業・地域課題の解決をテーマとして共創で試行錯誤できるオープンな実証実験の場「ひろしまサンドボックス」を構築しています。「ひろしまサンドボックス」では、広島県内企業による新たなビジネスモデルの創出やノウハウ・知見の蓄積を目的とする「AI/IoT実証プラットフォーム事業」を実施していますが、中電技術コンサルタント株式会社はこの実証事業に産学官6者で構成するコンソーシアムの代表者として参画し、「通信型ITSによる公共交通優先型スマートシティ構築事業」の実証プロジェクトを2019年2月から進めています。

▶ひろしまサンドボックス

実証プロジェクトの目的

「通信型ITSによる公共交通優先型スマートシティ構築事業」は、「来たくて・住みたくなるスマートシティ広島を目指して」をテーマに、通信型ITS技術を適用した交通信号情報や交差点におけるセンサ情報を路線バスや路面電車などの公共交通車両に提供する安全運転支援システムの実証を行い、安全で利便性の高い公共交通環境を実現することを目的としています。
※通信型ITS:ITS(Intelligent Transport Systems:高度道路交通システム)専用周波数帯(700MHz帯)による人と道路とクルマの間で行う双方方向通信技術によって交通情報を連携するシステム。

▶CEC技術レポート Vol.19(P20-21)

令和元年度の実証プロジェクトの取り組み状況

令和元年度は、安全運転支援システムの開発、設置を行っています。1/23(木)、24(金)には、広島電鉄路面電車江波電停~宇品二丁目電停の間で、通信型ITS車載器を搭載した路面電車、路線バス、自動車を走行させ、実証プロジェクトで構築中の安全運転支援システムについて、安全運転支援情報が相互に機能しているかを検証しました。

国道2号舟入本町交差点での検証の様子
路面電車車内でのシステム検証の様子

また、通信型ITS路側機を設置した交差点2カ所(舟入本町交差点、千田3丁目交差点)では、路面電車、路線バス、自動車に信号情報と安全運転支援情報が提供できているかを検証しました。

路面電車の運転席横に設置した支援モニタ
路面電車支援モニタ(上:信号情報、下:支援情報)
路線バスの運転席横に設置した支援モニタ
路線バス支援モニタ(上:信号情報、下:支援情報)

なお、1/14(火)から2カ所の交差点(舟入本町交差点、千田3丁目交差点)では、一般車にも通信型ITS路側機から実証プロジェクトで構築中の安全運転支援システムの一部の情報提供を開始しました。また、既に販売されているITS Connect対応車両(トヨタ自動車)で、情報が提供されていることを確認しました。

一部の情報提供を開始した舟入本町交差点
提供情報を確認するITS Connect対応車両

コンソーシアムでは、令和2年度も引き続き通信型ITS技術を活用した実証実験にトライし、広島都心部でのITSスマートシティの基礎構築を目指します。