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技術士取得支援

口頭試験に向けて

 口頭試験は、試験官が直に「技術士にふさわしい人物であるかどうか」を確かめる試験です。試験官は、事前に提出された経験論文や、受験申込書を手掛かりに質問内容を準備されてこられます。

 近年の第一問目は、

 『あなたの経歴と経験論文の内容について、△分で説明して下さい』

 とのパターンが多いと聞いています。(総監は除く)

ここで、注意すべき点があります。

 「この△分間は、試験官から受験者へ与えられたアピール・タイム」であるということです。

 あなたならどうしますか?

 ここで、「経歴書の内容と経験論文の内容を細かに説明する」というのは正解ではありません。なぜなら、試験官の手元には既に経歴書と経験論文があるのですから。

 アピールする場ですから、あなたがどれほど技術士に相応しいかを存分に表現して下さい。その題材として、経歴書と経験論文があるのです。

 「△分」がどれだけになるかは未だわかりませんが、業務経歴の内容を元に自らの技術の幅をアピールし、経験論文により自らがどのような技術士に相応しい業務を行なったかを存分にアピールしてください。アピールするわけですから一方通行ではいけません。論文では書ききれなかった業務の背景や、業務概要を説明し、その中であなたがどうして、「経験論文で記載した内容が技術士に相応しい」と思ったのか。

 そして、どのような結果を得ることができ、その評価はどうであったのか。

 ただし、ここでも注意してください。重要なのは「技術士に相応しい(と思った)」理由を述べることであり、実際に実施した「細かな業務内容」では無いということを。

 あとは、適度な緊張感の中において、試験官が質問される内容を良く聞き、簡潔に回答することです。長々と前置きを述べ、説明する必要はありません。

 最後に、やってはいけない事。

 ●試験官と言い争いをする。(時間の無駄遣いになりますし、印象も悪くなります。)

 ●質問に答える前に空白時間を作る。(20分という時間を有効に使いましょう。)

 ●自信なさそうに答える。(本当に知っているのか、と疑問に思われます。)

 ●演説をする。(口頭試問です。質問された内容に対し、「答え」を返すようにしましょう。)

 さて、合格発表の日に祝杯を挙げられるよう、最後の詰めを頑張ってください。