解析
常時微動測定による地盤の卓越周期の検討
近年,常時微動測定から地盤の振動特性を調べ,地震防災や耐震設計に活用する動きがみられます。その一つとして,水平2方向及び鉛直方向の計3成分を観測し,水平方向と鉛直方向のスペクトル比(H/Vスペクトル)を求め,地盤の固有周期を簡易的に推定する方法があります。平成19年に改正された『港湾の施設の技術上の基準・同解説』では,耐震設計で不可欠なサイト増幅特性のゾーニング手法としてH/Vスペクトルの活用が紹介されています。
中電技術コンサルタントでは,3成分微動計と解析ソフト(自社開発)によって,地盤の固有周期を評価する技術を保有しており,以下に国の地震観測点K-NET宇部の地表で常時微動を行い,地盤の固有周期を評価した事例を紹介します。
☆常時微動測定(国の地震観測点K-NET宇部の地表面で測定)

☆解析画面(H/Vスペクトルによると地盤の固有周期は0.51秒)

