解析

地震波のスペクトル解析

 地震防災や耐震設計を行なう上で,地震観測記録を分析し,地震波の特性,地盤特性,構造物への影響等を評価することは重要です。

 中電技術コンサルタントでは,解析ソフト(自社開発)による速度・変位波形,フーリエスペクトル,応答スペクトル,震度の算定等のスペクトル解析技術を保有しており,以下に平成13年芸予地震の際に,広島市中区に設置される国の地震観測点K-NET広島で観測された加速度波形記録を基に,スペクトル解析を行なった事例を紹介します。

加速度,速度変位時刻歴

加速度,速度,変位時刻歴

 地震動の規模,継続時間,周期特性を把握することが可能

加速度フーリエスペクトル

加速度フーリエスペクトル

 地震動の周期特性や地盤の揺れやすい周期を把握することが可能

加速度応答スペクトル(減衰5%)

加速度応答スペクトル(減衰5%)

 構造物の固有周期を基に,構造物への影響を概略的に把握することが可能

観測記録の最大値等

成分

最大加速度
(Gal)

最大速度
(cm/s)

最大変位
(cm)

計測震度
(震度階)

南北(NS)

254

16.7

2.09

5.1
(5強)

東西(EW)

258

17.6

2.28

上下(UD)

233

5.4

0.41

観測記録の出典:防災科学技術技術研究所(http://www.k-net.bosai.go.jp/k-net/