
筆記試験に向けて(3)
問題と課題
論文を記述するときに「問題」と「課題」の関係が良くわからなくなることがあります。
その時は次の図を書くこととしています。

例えば、
| 産業構造の変化等により,人口減少傾向にある地域における社会資本整備の課題を挙げ,厳しい財政の制約の下で,地域の活性化を図って いくための社会資本整備のあり方について,具体策を示しあなたの意見を述べよ。(2007年度建設一般) |
と問題文があるとき,
【背景】:『産業構造の変化等』
【目標】:『社会資本整備により地域の活性化をはかる』
【現状】:『人口減少傾向にある地域』
【問題点】:『地域において,地域の活性化を図る社会資本整備がなされていない』(メモ書き)
【課題】:『人口減少傾向にある地域』における『社会資本整備の課題』を抽出。
【解決策(今後とるべき方策)】:『地域の活性化を図っていくための社会資本整備のあり方について』,『具体策』を示し,『わたしの意見』を述べる。(『厳しい財政難下』での施策であることを留意する。)
と,わかりやすくなろうかと思います。
また,ここでは【課題】と【解決策】が対の状態になっていれば,採点者に,より判りやすく伝えることが出来ようかと思います。
課題や,解決策は箇条書きとすることも肝要です。
論文としては,これに「はじめに」と「おわりに」を付け加えれば完成です。
無理に,あれやこれや書くのではなく,問題文をよく読み,問題,課題,解決策の関係を正確に理解し,簡潔にまとめる。
これが,技術士への第一歩だと思います。
