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日本川紀行

第6回 立岩ダムから太田川起点

立岩ダムから太田川起点(第6回、12月2日)

 立岩ダム貯水池である竜神湖の湖岸を走る県道が、地滑りと長期通行止で荒れており、湖岸を約2km省き、十方山(瀬戸の滝)登山口を今回の出発点として太田川起点を目指した。

 今回は、”ふるさと選手”としての営業部山崎と、前中国電力広島支店土木担当課長の品質管理室中重の資料を持っての新たな参加があったが、一部メンバーが道を誤り集合出来ず、総勢15名での出発となった。この日は冷たい時雨模様で、吉和村央に聳える女鹿平山(1,083m)の上半分が白く雪を被る中約13kmを歩き、佐伯町境界に近い国道186号沿いの太田川起点標識に辿り着いた。

 今回コースには、小さくなった太田川に、当社の前身の一つ中電産業が昭和30年代末に計画・設計・施工監理した農協小水力(発)や、中国電力測水所および広島県設置の魚道等を見学・研修したが、主な状況は次のとおりであった。

ログハウス池田を訪問

写真:昼食は建設途上のログハウス池田で

 立岩ダム側からの吉和村集落入口に当る駄荷地区で、機械施設部の池田が自分でコツコツとログハウスを建設中で、この遡上行を知って「ここを通る時には是非に」と誘われ、今回昼食はここで豚汁を御馳走になる事とした。

 現地は、農協の吉和小水力(発)取水口のすぐ近くで、池田夫妻の心暖まる手造りの汁と焼肉に、しばし寒さを忘れて話が弾んだ。

時雨の中を遂に起点到達

写真:―級河川太田川水系太田川起点

 腹ごしらえを済ませた一行は、中重から測水所の、山崎から吉和村の今昔を、信井から河川工事の、林から2箇所の魚道設計受注にかかわる失敗談(他社受注)を聞きながら、一路太田川起点を目指した。

 起点標識は、佐伯町側から国道186号を2km程度下った道路右にあり、ここが河川管理上の太田川起点である。夏の7月8日に平和公園を出発し、百余kmを6回に分け遡上し、時雨の中、遂にここまで達し、言いしれぬ感動があった。

 業務の都合や会社行事、個人の都合や失敗もあり、ここまで全区間を歩いたのは、前田、白石、信井、岡崎、山田、久保の6名であった。

 今回は、第2土曜日に佐北駅伝があり第1土曜日実施としたが、反省会で年内の源流挑戦を目指す事となり、第3土曜日の実施を決めて、冬将軍到来の遅かりし事を祈り帰途についた。            

(文中敬称略、続く
(組織名称、所属部署は当時のもの)